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口を封じられた技術者たち-日本で原発を廃止すべき理由【プロローグ】

僕は、曲がりなりにも技術者の端くれである。
もちろん、原発の専門家ではない。
しかし、原発といえども一つのシステムとして、そのメリット/デメリットを純粋に評価する。

そこに感情もなければ、政治も思想も、そして善悪さえない。

本来、システム屋と言うのはそういう人種で、
顧客との接点において【不本意にも】さまざまな人間的な事情に流される。


そんな僕は、今まで原発については、あまり深く調べた事はなかった。
原発には原発の専門家がいる。
全てを調べきることはできないのだから、どこかで任せなければならないのだから。

ところが、原発は技術者が作り上げたものではなかった。
より正確に言うのであれば、技術者ではなく
政治家や営業が中心になって作り上げたシステムだった。

システムを利用するのは政治家で全く構わない。
軍隊と言う戦争【技術】の集団が政治に口出しをするようになると
おかしなことになる。
これは歴史が証明済み。
だからと言って、政治家が前線に出て戦術にまで口を出し始めたら
勝てる戦争も勝てなくなるのは必定である。



■口を封じられた技術者たち

今にして思うと、原発の広報を見ただけでも技術者の口封じがなされたことは明白だった。
その最たるものがこの言葉だ。

「絶対安全」

技術者なら死んでも使いたくない言葉。
なぜな絶対はあり得ないから。

「絶対はあり得ない」

これは、技術者の常識と言うより、【本能的】な信念に近い。
技術者にもし免許というものがあるのなら、
【絶対】と言う言葉を使った時点で免許がはく奪されても仕方がない。
技術者にとって、そのくらいの重みがある言葉なのだ。

だから、まともな技術者なら軽々しく【絶対】と言う言葉は使わない。
ただ、世の中きれいごとだけでは済まないのも事実。
そういう時、技術者は罪悪感をひしひしと感じながら【絶対】と言う言葉を使う。

世の中のシステムで【絶対○○】という表現があったら、
営業が勝手に言っているか技術者が涙を呑んでウソを言っているかのどちらかだ。

つまり、原発と言うシステムにおいては・・・

1.まともな技術者の口が封じられている
2.まともな技術者がいない

この二つのいずれか、あるいは両方である可能性が極めて高い。
恐らく、この二つが同時進行しているのではないだろうか。


技術者の声なき声を、同じ技術者として受け止めたい。



原口直敏
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プロフィール

原口直敏

  • Author:原口直敏
  • 洗練されたオタクを目指す、ミドルエイジ。
    持ち前の好奇心により、その知識と見識は多岐にわたる。(本人談)
    RPG風に興味のある分野を紹介しよう。

    【戦士属性】
    自己啓発、ビジネス、経済、投資、語学、各
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